肝心のマリノス君、マリノスケ、マリンの活躍をお伝えするほうは完全に目詰まりを起こしてしまい、なかなか進みません。3月のAマッチウィークを目途に解消させる予定です!(笑)
そして、2週間後のラウンド16第1戦(アウェイゲーム)は再び上海海港との対戦となりました。
今回、自分は昨年9月に特典航空券ディスカウントマイルキャンペーンで予約して10,000マイル+諸税約24,000円で1泊2日の弾丸遠征ができました。次回の上海遠征でキャンペーンはありませんが、20,000マイル+諸税24,440円で0泊2日、1泊2日の弾丸遠征が可能です。短期滞在の航空券購入では130,000円+24,440円となるところを20,000マイル+24,440円で済むので、20,000マイルで130,000円分をカバーできる計算となり1マイル6.5円相当。こういう使い方ができるとマイルを貯める意味が大きくなります。
1日目 -上海に向けて出発-
昨年9月のACLE初戦のアウェイ光州戦、そして続くJ1リーグ戦の広島戦で合計13失点という衝撃的な連敗をした頃に先ほども書いたANAのキャンペーンで成田=上海を予約したわけですが、当時は最終戦までグループリーグ突破の可能性が残っていればいいな…そもそもビザなし渡航が再開されなければキャンセルかな…と思っていました。山東は敬遠してきたので、遅ればせながら初の中国遠征!
東京でいう羽田、成田と似ているのか、背景や歴史は全く知りませんが、上海にも浦東、虹橋と2つの国際空港があって、浦東サッカー場という名称から浦東空港の方が便利かと思いましたが、スタジアムがやや郊外にあるようで(※土地勘はないので個人の見解)、浦東、虹橋どちらでも利便性は変わらない印象です。
個人的には自宅から羽田、成田への所要時間に大差ないので、成田=浦東で1泊2日にしました。
国際線の座席指定は出発2日前になると変更も含めできず、出発24時間前のオンラインチェックイン後に再びできる設定(正確な情報ではない可能性高め)のようで、オンラインチェックイン後しばらくしてから空席状況を確認しようとするとプレミアムエコノミーの設定がない便なので、そのままなら空席になるはずのプレミアムエコノミー向けシートがエコノミー利用でも指定できるようになっていたので座席変更!
東京⇔上海はじめ(その他がどの路線価は不明)、プレミアムエコノミーの座席がある機種であってもプレミアムエコノミーとして販売はされず、そのままでは空席になるので24時間前のチェックイン開始以降に会員種別によっては無料(追加料金やアップグレードポイントの消費なし)で開放されるようです。なお、復路の浦東発便ではこれとは違う運用で開放されるようなので、それは後ほど。
NH919 成田9:45 → 上海浦東12:15(時差-1時間)
成田空港の国際線カウンターは7:00からなので余裕を持って6:00頃の成田到着を目指し、真っ暗な千葉県内の抜け道(約30kmの区間の多くが農道で信号は数か所)を走って予定通り到着。
今回は観戦チケット代が現地で現金清算で完全キャッシュレスとはいかないので成田で240人民元(以下、元)調達。
手荷物預け入れ、出国審査・保安検査もスムーズに進み、成田ではいつもと同じパターンでT1のセブンイレブンで飲み物を調達し、利用できるは今回をのぞくとR16の遠征のあと1回であろうANA SUITE LOUNGEで朝食。
・半熟卵とほうれん草, ポテトのグラタン クロワッサンと共に
・ビーフバーガー

食後にカフェラテとハーゲンダッツ

マリンはストロベリー

まもなく出発。
搭乗ゲートを進むと特別塗装機の「PIKACHU JET NH」

CAさんが連れてくるのを忘れたようで、座席に着いてしばらくしてから搭乗口にピカチュウ登場(笑)

離陸後、関西上空で機内食。
そして、九州上空でPIKACHU JET NHの搭乗記念品(ステッカー、木札、搭乗証明書)が配られました。実物もぬいぐるみも、クリップとして機能するマリノスケの前毛(笑)


飛行時間約4時間で上海・浦東(プドン)空港到着。

このあと中国国内で闇雲に写真撮影することは望ましくないというので、文字多めです。
◇指紋採取
前夜に #マリサポ上海遠征 でXを見ているとおそらく混雑するであろう夕方ということもあってか、入国審査を通過するのに2時間かかったとか、指紋採取が自動化された端末だと結構な人が弾かれているという情報を目にして多少不安になりながらまずは指紋採取。左手の小指から4本、続いて右手、最後に両親指と3段階で指紋が採取されます。端末で試したところ1度も弾かれることなく無事通過。
◇入国審査
機内で配布され記入しておいた入国カード、パスポート、搭乗券を審査官に提出し、先ほどの指紋と同一人物かを確認するため?ここでも端末に指を押し当てます。
その後、審査官がパスポートと入国カードを見ながらまずはほぼ全員に「Tour?」と聞いてきます。おそらくビジネスなのか旅行なのかの再確認です。そして、入国カードに帰国予定日と搭乗する便も記入するのですが、多くの方が2泊、3泊するので問題ないと思うのですが、自分の場合は翌日帰国するので馬鹿正直に翌日の日付を書いてしまったので審査官が色々聞いてきます。特に帰りの航空券の提示を求められたりしないので、帰国予定日は2日後、3日後にしておいたほうがスムーズかもしれません。
Tour? 「Yes!」
Why only 1 day? What’s your purpose? 「Watching football game..!?….!!.Soccer!」
Where’s the stadium?「Tonight. Pudong Football Stadium. Pudong Soccer Stadium.」
入国スタンプ押印!
そして、こちらの発音の問題の可能性も否定できませんが、中国ではサッカーと言った方が伝わりやすそうです。
無事に約30~40分で全て終了し、預けた荷物を取ってホテルに移動。
ホテルはRamada Plaza Hotel Shanghai Pudong Airportですが、複数の表記パターンがあるようです。漢字の場合「華美達広場酒店上海浦東空港」などと書きます。
空港からホテルまでは約30分おきに無料のシャトルバスが運行されていて第2ターミナルは1階の27番出口付近から出発します。ホテルの宿泊客以外がホテルに行っても意味はありませんが、乗車の際にホテル利用客であることを証明するものは提示する必要はなく、自由に乗車できてしまいます。
第2ターミナル、第1ターミナル、ホテルの順で停車して14:00チェックイン開始のホテルに13:50到着。
LINEで順番待ちの整理番号は最後のほうだし、キックオフ3時間前に開場して再入場不可なのでホテルで昼寝してからスタジアムへ。
地下鉄を乗り継いでスタジアム直近の「浦東足球場」駅まで向かうことも考えましたが、現地時間22:00の試合終了から終電までの時間が限られていて、浦東空港付近まではどう考えても帰ってこられなそうな感じだったので、帰りの練習も兼ねて中国の配車アプリ「滴滴出行」を使います。
目的地を「SAIC Pudong Football Stadium」として出発すると、試合当日は周辺が車両の通行規制があってドライバーが少し困惑するかもしれません。今回はビジター入場ゲートが見える位置まで来られたので「OK!」と言って停車してもらい無事下車することができました。
入場後、基本的にアウェイのスタジアムや空港でしかお会いできない遠征の達人の方にお出迎えいただきスタジアムに入場。
今回はびん、缶、ペットボトルに加え、次回は水筒、マグボトルなども持ち込み禁止リストに入ってしまいましたが、売店では主に飲み物(ソフトドリンクとノンアル)とお菓子数種類が販売されています。支払いはQR決済(アリペイ、WeChatPayなど)か現金。
結果的に2週間後に行くことになってしまいましたが、当日は今後しばらく使うことはないだろうとアリペイはアプリを起ち上げてバーコードが表示されることしか確認していなかったのですが、初期設定では?支払いのたびにパスワードの入力が必要らしく、何度か間違えたらロックがかかってしまい決済できず。その場は遠征の達人に現金をお借りして支払うという失態…
ちなみに、ロックは3時間後に解除されると表示されていたので、ホテルに戻ってからパスワードも合致し、指定の金額(50、100、200、1000元)以下ならパスワードを入力せずに決済できるという設定もできたので、次回は問題なく支払いできるはず!?
飲み物は約500mlのペットボトル1本分を全量プラコップ(フタ、ストローなどなく不便)に移し替えるスタイルで1杯10元(一部15元)とポップコーンやスナック菓子などと品目はかなり少ないのですが、食べ物自体の持ち込みは禁止されていないので事前に調達しておいたほうが無難です。
■手荷物検査
持ち込み禁止リストにビン、缶、ペットボトル、モバイルバッテリーなどは明記されていたけれど、食べ物はOK?、カメラOK?、マリノス君、マリノスケ、マリンのぬいぐるみもユニフォームに日の丸入ってるけど旗じゃないしOK?と思いながら手荷物検査に向かい、全部チェックされるも食べ物、カメラ、ぬいぐるみはOKでした。次回は水筒、マグボトルは禁止と書かれてしまいましたが、食べ物は大丈夫そうです。








勇蔵も遠征に帯同していたらしく、チャントに応える勇蔵

スタジアムでぬい撮り
客席は2階席の端に追いやられていたのでどうやっても暗い…カメラの露光をいじって撮影しているとケヴィン・マスカット登場。

ちょっと明るすぎてしまいました。

ちなみに、↑の金網は施工が煩雑で、ところどころ刺々しくなっているので、ジャケットやユニフォームを引っかけてしまう人が多発していました。ダウンジャケットを着ていた方からは「あー破れた!めっちゃショック!」という声も聞こえました。ラウンド16で浦東サッカー場に来られる方はご注意ください!
スタジアムから退場後、手荷物検査のテーブルがまだ残っていたのでスタジアムをバックに撮影。やっぱり暗くてなかなか難しい。

ここから浦東空港近くのホテルへ戻ります。
スタジアム南側のビジター用ゲート付近は車両の通行規制があるので少し歩いてからか、規制が解除されてから滴滴出行(DiDi)などで配車した方がよさそうです。
22:15にマッチングした車両は規制に嵌ったようで電話がかかってきました。中国語でまくし立ててくるので、もちろん全く理解できていませんが一通り聞いたあと「I can’t speak Chinese… I’m not Chinese…Sorry.」と言うと、お構いなしで中国語で話してくるのでアプリからキャンセル。
続いて、スタジアムの東側の通り付近でアプリを起ち上げると22:22に別の車両がマッチングされ、ドライバーから「周辺が渋滞しているのでどこか暖かい場所で待ってて!」とテキストメッセージが送られてきたので待っていると、近くで配車していた別のマリサポグループの中から1人がこちらに歩み寄ってきて「あ!マリンのカメラマンですか?ふれあいとか!」と話しかけられました(笑)
たしかにホームゲームのグリーティングなどで目にするマリサポでしたが、日本在住の中国人サポーターでした!ご本人が常にマリンの近くにいて、こちらがマリノス君、マリノスケ、マリンとタイミングを見計らって接触していても、マリンとふれあっている場面しか見ていないということで「マリンのカメラマン」というパワーワードが誕生しました!あながち嘘ではありませんが(笑)
その後、22:37頃にDiDiで配車された車に乗車し、浦東空港近くのホテルに23:06に到着!渋滞などはなく所要時間は約28分、料金は112.8元で大まかに計算して約2,300円でした。試合終了後、浦東空港2:30発、羽田空港6:00着の深夜便にも余裕で間に合うと思います。
2日目 -帰国-
復路はNH920便 浦東13:30 → 成田17:00(時差+1時間)
2日目の午前中は少し観光?散策?と思っていましたが、このタイミングでは詳細不明ながら2週間後にまた上海ということはほぼほぼ決定事項のような感じだったので、ホテルで少しゆっくりしてから10:30のチェックイン開始に合わせて10:10発のシャトルバスで空港へ。チェックイン開始より少し早く着いたのでANAのDカウンター付近の土産物店を物色。欲しいものが制限エリアにはないということも多々あるので少し購入。
その後、チェックイン、出国審査・保安検査を済ませて土産物店を見てみると、先ほどの土産物店で108元(約2,400円)だったものが138元(約3,000円)!その他の商品も軒並み高く、積極的なセールストークもなかなかウザかったので、バラマキ用のお土産などは出国前のカウンター付近で購入したほうが良いです。
その後、ANA指定ラウンジはスターアライアンスのAIR CHINA(中国国際航空)No.71ラウンジ。

広々としていて清潔なラウンジ。上層がダイニングエリア、下層はバーカウンター、ソフトドリンクとなっているので、まずはダイニングエリアで食事。
白米、上海ライス(葉物野菜とベーコンの炊き込みご飯)、卵とえびの炒め物、アイリッシュラムシチュー、パスタ、パン・ビスケット類、ピザ2種類、韓国おでん、ミニ飲茶5種類、くだもの、スイーツ系デザート、温かい中国式ラーメンなどラインナップはそこそこ豊富。


時間的にはちょうどお昼時でしたが空いていて快適でした。

このあと、帰りの便でも機内食が出るので食事はそこそこに下層に移動。

バーカウンターではウィスキーなどのアルコール類が提供されています。その他の缶ビール、ソフトドリンクは缶、ペットボトルのままフリードリンク。

海外のペットボトル飲料のお茶類は砂糖入りが普通と聞きますが、スタジアムの麦茶やAIR CHINAラウンジの紅茶はノンシュガー、0カロリーでした。マリンのカメラマンという称号をいただいたので、あえてマリノスケ多めでいきます!

興味本位で椰子水。不味くはないけど、オイシイとも言えない!(笑)

炭酸水は小さめ

プルタブの形状と硬さで爪を痛めそうになりました。

まもなく搭乗!
往路は前日から座席変更で指定できたので、復路もそれを期待して断続的にチェックしても空席なしの表示なので「帰りは無理なのかー!」と思いチェックインカウンターで手続きを進めていると、地上係員の方が「本日の便はプレミアムエコノミーの設定がなく、あいているこちらの座席に変更も可能でございます」とシートマップを見せてくれながら、想定外のタイミングで座席変更してもらえることになりました。10,000マイル+約24,000円という格安交通費で成田=浦東往復プレミアムエコノミーの座席という快適な旅となりました!
足元広々!

帰りは通常塗装のトリトンブルー

順次切り替え中?、切り替え済み?の機内安全ビデオはANAの全機材でポケモンのキャラクターが出演。

機内食。中国発便はおそらく中国企業製造なのであまり期待していませんでしたが、昨年のエティハドやANAシドニー発便に比べたら普通に食べられました。

まもなく成田着陸!

成田着陸後、手荷物返却台から荷物を取って帰ろうとすると、検疫のワンちゃんが近づいてきてスーツケースをクンクン!何も禁止物は入っていませんが、ちょうど1年前のバンコク遠征からの帰国時に何も禁止物の入っていないスーツケースの横にお座りしてしまい、カウンターで荷物を空けさせられた思い出が蘇りそうになりましたが、今回は無事スーツケースから離れてくれたのでスムーズに帰ることができました。
そして、成田から自宅に戻る道中、第1戦が3月4日に決まったということで千葉県内のコンビニに停車してANA特典航空券で次回も成田=浦東で確保。帰宅後にはブリーラムユナイテッドと対戦の可能性もあると見込み、3月4日、5日に抑えていたアマリ・ブリーラムユナイテッドという枕カバーや一部アメニティにブリーラムユナイテッドのエンブレムが入っているという興味深いホテルもキャンセルし、上海のホテルを抑え、次回の遠征準備完了!
ただし、決勝はサウジアラビアの首都リヤドに新しく完成した全天候型スタジアムのキングダム・アリーナという話だったので、遠征ガチ勢のお知り合いと少しずつ遠征計画を相談しようと思っていたところでラウンド8以降は決勝も含めジェッダ(ジッダ/Jeddah)開催という衝撃的!?なリリース…行ける行けないは別として、まずは作戦練り直し!